人生めも

戯言

2.22

昨夜、明日やることリストを作った。やることリストをこなしていくには、早起きをしなくてはいけなかった。一度朝9時に目を覚ました私は、気がつくば15時の私に生まれ変わってしまったようだ。急いで支度をして、雑貨屋さんへと向かう。明日誕生日を迎える友達へのプレゼントを選ぼうと思っていた。(1月に、欲しいコートが色々な洋服とセットだったので購入したのだが、色々な洋服というのが、かなりのS、いやSSくらいのサイズで、勿論そんなのは片足しか入らないのが目に見えていたので、彼女にあげようと思っていた。)MURUAの黒のデニムスカートと黒ニットを購入していたわけだけど、なんだか物足らず、ちゃんとしたプレゼントを、選びに来たわけである。人へのプレゼント選びというのは、凄く楽しい。だけど、相手の今までやこれからを想像しながらの買い物は、とても時間がかかるものだった。結果的には、これから使えるような通帳ケース、毎日ヒールを履いて働くことになるだろうからフットケアクリーム、そして自分も欲しいと思っていたバターハンドクリーム。私が欲しいものを押し付けた形になってしまった。まぁいいかな、許して欲しい。そして、もう二人には、事前に購入した美尻効果エクササイズクッションの他、レトロなムーミンのハンドタオルとクリップを追加した。悩んで悩んで悩んで悩み過ぎて、1時間。今日やることリスト完了までは、果てしなく遠い。ラッピングを終えて、次のリストは、高速バスのチケットを取りに行くことだ。近々、というか明後日かな、劇団四季を観劇するためだ。これは数分で完了、チェック。まだまだチェックは2つ。家に帰宅すれば既に16時半。これは難しくなってきた。3人分のメッセージカードを書く。2人目を書き終えたところで17時。郵便局がしまってしまった。でもまだまだ大きな郵便局は20時までやっている。この情報は就活で身につけたものだ。3人目のメッセージカードを書き終えた。3つ目もクリアだ、チェック。そして、郵便局へ向かう。明日の誕生日へと間に合わせるために、窓口へ向かった。急いでゆうパックに住所を書いた。お届け日付に、2月23日と書いて差し出した。安心しながら、財布を開く。いくらくらいかな、2000円で足りるか…。前を見上げると、局員さんは苦い顔をしている。明日には配達できないそうだ。嘘だと言って欲しい。今日1日は、このためにあったというようなものだったんだ。頼むよ、局員さん。肩を落としながら、私は車に乗り込む。最後のチェックは、付けられないままだった。